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  • ELI THE WALKER

How the VM #03 was created




お久しぶりです。


前回のジャーナルから時間が経ってしまいました。忙しいのはいつもの事なのですが、使える時間も気力も徐々に減ってきているのが最近の悩みです。


さて、ここ数ヶ月の間、表立って目立った何かがあったわけではないですが、DS2周年展示会をVPCONTEXTで開催したり、コミュニティーテーマなども継続して行なっているので、VPCやPBC自体の活動は順調に継続されています。そして、表でないところでも有難いことに色々お声かけ頂いたり、VRChatの写真コンテストの審査員にお呼び頂いたりと、忙しいなりに色々やっていました。



WEEKLY THEMEのリニューアル

その中でもタイトルにある通り、最優先事項として取り組んでいたのが先日リリースしたばかりの“VM #03”でした。時系列を交えて説明すると、前作の#02がリリースされたのが今年5月。そこから同月に怒涛の3ヶ月連続展示会を企画、スタートさせました。展示会企画中の5, 6, 7月はウィークリーテーマを行なっていません(その間にもPBCフォトテーマは継続されています)。展示会企画中だからというのもあるのですが、元々ウィークリーテーマの在り方自体をメンバー内で話しており、リニューアルしたかったのでこの3ヶ月の間に企画を行いながらもリニューアルに向けて色々試行錯誤していました。


そして、8月より「WEEKLY THEME」から「COMMUNITY THEME」に変更してリスタートされました。PBCフォトテーマ同様2週間に一回というペース。一見内容自体大きな変化はないのですが、Virtual Photographyのアート性をより高めるテーマの発案、そしてVM制作を念頭においた形となりました。これまでテーマのサムネイルやVMのデザインに一貫性がなかった為、まずは#03となるVMの方向性やデザインから取り組み、それをそのままCOMMUNITY THEMEに応用し、VMの内容そのものに組み込めるよう変更しました。COMMUNITY THEME 1回目となる“ONE OF THE BEST SHOT”からサムネが縦になっているのはそういった理由があります。



COMMUNITY THEMEの意義




デザインや効率面を改善したわけですが、何より1週間ごとに消費されていくテーマを廃止したのは、参加して頂くにあたってより有意義な参加になるようにしたかったのも理由の一つです。まだ自分達主催でコンテストを開催するのは時期尚早というか、コミュニティー規模自体がまだまだ大きくないので、COMMUNITY THEMEに「FOCUS」という形でコンテストのような形式を導入しました。これは参加者の方がFOCUSされるのを目指してほしいという面もあるのですが、テーマに対してどの位の理解度、表現度を持てるか、そして我々はそれをジャッジする目を持てるかという双方が今後コンテストの参加 / 開催した場合を想定したトレーニングにもなっています。もちろんこれまで通り参加作品は全てTwitterのモーメントに追加されます。そしてもう一つのやり甲斐として、参加作品から選ばれたものはVMに掲載されるという方式。この二つの方式を導入する事、2週間としっかり時間を作ることにより、これまで以上にテーマに対して取り組めるようにリニューアルしたのです。



各コンテンツについて

ここまでがVM #03 の骨格部分でしたが、次は内容について。コンテンツごとに書いていきます。





・THE FEATURES OF VIRTUAL PHOTOGRAPHER "JUN"


以前よりこのジャーナルでも書いてますが、仲間と活動を行うということは、個人と違い一人では成り立ちません。なので、自分自身よりも一緒に活動を共にしてくれる仲間たちをフックアップしていきたいという気持ちを持って活動しています。VM #01 はVPCメンバーあるケモ(KEMO.no.MIMI)さん、VM # 02では数少ない日本のVPコミュニティー「GhostArts」のファウンダーの「Ghost Virtual Photography」さん。そして今回満を辞してJUNさんが登場というのはVM発案当初から決まっていました。内容は見て頂ければ一目瞭然の素晴らしさだと思います。表紙に採用したエリーの雰囲気でカバーカラーも作りました。JUNさんの作品の空気感を作りたかったので、よく見ると少しノイズがかかっていたりグラデーションになっているのが分かると思います。本当はもっと作品を提供してもらっていたのですが、ただ沢山載せればいいという形にはしたくなかったので、厳選してギュッと魅力が詰まったページ数にしています。そして今後のJUNさんの作品がより楽しみになると思います。






・VPCONTEXT 1ST ANNIVERSARY


ここで細かく内容を振り返ってしまうと、とんでもない長さになってしまうので割愛しますが、こちらも実際にページの内容を見ていただくと、この一年で自分達でも信じられないくらい色々なことが起こった濃い一年だったのが振り返れます。今でも信じられないですし、それが今も現在進行形で続いています。当初#03に組み込む予定はなかったのですが、やはりきちんと感謝の気持ちを書き残しておきたいと思い、急遽入れました。より細かく書いた気持ちは以前のジャーナルをお読み頂ければと思います。






・FEATURE EXHIBITION

DAY GONE / THE LAST OF US PART Ⅱ / GHOST OF TSUSHIMA


これは#01から毎回続いている開催した展示会特集ですね。何故これを入れるかというと、展示会場の機能上、そのまま残しておくことが出来ないので(現実世界でもそうですが)、この形ならどんな展示会だったかを記録しておくことが出来るため続けています。3ヶ月連続展示会の特集ですが、これもVMに組み込むことは決まっていた為、展示会が終わる直前ごとに記録を取り、都度残していました(地味に大変でした)。


しかし今回のVM自体、実は最初のJUNさん特集以外はほとんど文字を起こすことを計画していませんでした。直線的に作品が目に止まる形(写真集のように)で進行していたのですが、レイアウトやデザインをその都度改めて考えていく中で、納得できる形にしたいと思い、途中から文字数が増していきました。特に今回は3つの展示会でしたから、ここの文章構成が一番大変でした。日本語だけならまだ楽なのですが、拙い英語のでローカライズが倍以上時間がかかる為、そこに多くの時間が割かれています。でも制作上デザイン部分や多くの方に読んでもらいたいという点で英語は必須なので、毎回頑張っています。





・COMMUNITY THEME


こちらに関しては前述した流れでリスタートしたわけですが、大体5テーマずつを目処にVMで紹介しようと今は考えています。掲載している作品に関しては、VMを作る際に決めているのではなく、テーマ終了後にモーメント追加作業と同時に行われています。全て選んだ上で更にその中からFOCUSする作品を選んでいます。2週間タームにしてからこちらもテーマをじっくり考えられますし、参加される方も毎週毎週急かされる感覚にはならないかと思います。テーマの内容は、VPCの規模感的に参加者数に浮き沈みがある為、一定のラインは設けつつもチャレンジしやすいテーマと挑戦的なテーマとうまくバランスをとるようにしています。基本的に楽しんで参加してもらいたいのですが、普段撮影したことがないようなテーマが出た時は、是非チャレンジをしてFOCUSを狙って頂きたいと思います。





・TOPICS


こちらは既報通りケモさんのウェブサイトローンチを改めてご紹介し、現在制作中のマガジンについても触れさせてもらいました。どちらも今後が楽しみですね。私のトピックに関してはまだ全容公開までもう少しお待ち頂ければと思います。その際にはまたジャーナルなどで詳細を書きたいと思います。






といった感じでVM #03 は無事完成し、リリースすることが出来ました。The Captured CollectiveやPhotomode MagといったビッグコミュニティーによるVPマガジンもありますが、VPCONTEXTもVPCらしい作品になったと思います。皆さんのお力添えのおかげです。本当にありがとうございます。次回VM #04 に関してはここまで時間をかけずに制作したいところですが、まだ内容は50%ほどしか決まっていないので、これから着手していきます。また次回も是非楽しみにしていてください。




ここまでお読み頂きありがとうございました!



- ELI THE WAKER

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