こんにちは、ELI THE WALKERです。
毎度久々のジャーナルとなってしまっておりますが、今回からVPCONTEXT関連について三回にわたり書いていきますので、
どうぞよろしくお願いします。
タイトルにも書いてありますが、今回は今年4月に行われた"ALOY"展について自分なりに振り返りたいと思います。
こちらの展示会はDEATH STRANDINGが2021.11月にリリース2周年を記念して開催された展示会以来約4か月ぶりに開催されました。
そしてVPCONTEXTが3D展示会をスタートしてから7回目の展示会になります(もう7回目なのか...!)
ちなみに、これまでゲームタイトルをベースにした展示会がほとんどでしたが、
HORIZONシリーズとして展示会を行うのは今回が初めてでした。
そして今回もう一つ新しい点としては、HORIZONシリーズは現在「ZERO DAWN」と「FORBIDDEN WEST」の2作品となり、
そのうちFORBIDDEN WESTはこの展示会開催時点ではリリースしてから約2か月という比較的早い段階で展示会が開かれています。
これまでリリース後周年記念として開催されることが多かったため、“FORBIDDEN WEST展”ではないですが、
展示会テーマに早い段階で最新作が取り入れられることが実は初めてだったのです。
展示会が開かれた経緯
VPCONTEXTの定期的な活動内容として、Virtual Magazine『VM』のリリースがあります。
VM # 03から色々なことがリニューアルされたのですが(詳しくは以前のジャーナルをお読みください)、
前回からCOMMUNITY THEMEが5回開催ごとにVMが基本リリースされる流れとなっています。
その過程で必須の巻頭特集を考えていき、その他の内容も諸事情を踏まえたうえで決めていくのですが、
ではVM # 04では巻頭特集をどうしようと考えたとき、これまではVirtual Photographerの特集を行ってきました。
記念すべき第1回目はVPCメンバーであるKEMOさん、第2回目はVirtual Car Photographyを軸としたコミュニティー、
『Ghost Arts』主催のGHOSTさん、そして第3回目はもう一人のVPCメンバーであるJUNさんを特集してきました。
そうすると、必然的に次は誰を特集しよう?という流れで、
実はその段階では2, 3人の国内Virtual Photographerの方が候補に挙がっていました。
しかし諸々のタイミングや時間の兼ね合いなどから一度仕切りなおす形となり、
焦らず柔軟に考え、展示会を特集しようということでVM, 展示会の2軸で進行されることになりました。
(その他にもここでは諸事情で書けないのですが、決まればとても面白くかなり挑戦的な試みもあったのですが、
残念ながら実現に至らず)
"ALOY"という選択
展示会を特集するために開催が決まったわけですが、肝心の展示会テーマを考えたとき、色々な案がったのですが、
冒頭にも書いた通りFORBIDDEN WESTがリリース後約2か月のタイミングだった点と、
他にPhoto Mode搭載の大型タイトルがあまりなかった点を踏まえ、HORIZONという方向性になっていったわけですが、
やはり懸念しているいくつかの点をクリアしなければいけません。
仮に最新作のみをテーマとした場合、「PS5」が世界的に普及が進んでいない点、
発売後2か月ではクリアしていない人も多く存在する点、それによってネタバレ写真が発生してしまう恐れがある点等が主な懸念でした。
そして、これまでのフォトコン等を見てきた経験上、リリースされて浅いゲームからの募集はあまり応募が見込めません。
自分自身もこの時期まだプレイ時間が浅くクリアには程遠い立ち位置でした。
そんな中、FORBIDDEN WESTのPhoto Modeを触っていて当初感じていたのが、
グラフィックの大幅な進化によってポートレートにかなり最適になっているなという印象を持ちました。
相変わらずカメラの機動性がそこまで高くないので、
広角な写真を撮るよりは細部まできめ細かさが出るポートレートの方が向いていると感じたのです。
しかし前述した通り、最新作をテーマに扱うには懸念点が多すぎるため、
優劣がつかないよう全ハード対象で過去作、最新作どちらもテーマの対象にすることにしました。
そしてテーマをポートレートに絞ってしまうとやはり最新作に傾いてしまう点も出て来てしまうため、
2作品の共通点でプレイヤーに愛されている"ALOY"という選択をすることに決定しました。
単純に2作品がテーマとしてしまうと特集する範囲が広すぎてしまうため、
"ALOY"であればポートレートでもいいし、ALOYがいる風景でもいいし、ある程度の自由度も残しながら絞ることが出来ます。
あとは単純に最新作がリリースされたとはいえZERO DAWNもリリース後5年が経過しても写真の投稿が止まらず、
ずっと愛されている作品になっているのはやはりゲームの完成度以外にPhoto Mode (VPも含む)という要素の存在が大きいと思い、
2作品を対象にしてゲームの進化、Virtual Photographyの存在価値を示したかったという思いもあります。
参加作品数は400点以上に
そして遂に募集がスタートしたわけですが、2週間の募集でなんと400点以上の応募がありました。
ご存知の通りVPCONTEXTは海外のコミュニティーと比較してもそんなに大きな規模間ではありません。
にも拘わらず2週間という短い期間で400点以上の応募はとても驚きました。
HORIZONというモンスター作品の凄さを改めて実感しました。
毎回展示会の募集は応募が集まるか不安な中スタートするのですが、募集期間中は本当に勢いがすごかったです。
全参加者の皆さん、ご参加いただき改めてこの場でも感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
Twitterのモーメントでは全作品をまとめさせていただきましたが、展示会に展示する点数には契約プラン上限りがあり、
本当に毎回全ての作品を展示したいという気持ちなのですが、こればっかりはどうすることも出来ず、
申し訳なさでいっぱいなのですが、より多くの作品が展示できるよう我々VPCは努力していきます。
さて、展示会内容や作品についても色々触れていきたいところですが、それは次回『VPC LOG Vol.2 "VM # 04"』にて。
ここまでお読みいただきありがとうございました。是非次回のジャーナルもよろしくお願いします!
- ELI THE WALKER
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