
早くも今年3月に入り、そのタイミングで遂にVPCがリニューアル。去年からコツコツ準備していたのでようやくお披露目できました。ロゴが変わっただけやんと思われるかもしれませんが、それでも十分気持ち的には変わりますし、心機一転のつもりなんです。
Xでも書いてありますが、大きな活動内容の変更ではなく、質を高める。簡単に言えばちゃんと活動をコンスタントに行なっていくということです。今まで忙しさのあまりムラがあったり活動できない期間もあり、それは仕方のないことかもしれませんが、それに負けず頑張っていこうという意思表明的な感じでもあります。
参加していただいている方は何か特別意識していただく必要はないのですが、参加していただいた時に、ふと「あ、なんか楽しいな。ちょっと変わったな」くらい思っていただけたら十分に嬉しいです。自分はグラフィックデザイナーでもなんでもないので、素人過ぎて結構時間がかかってしまったのですが、ロゴの裏話的なことでも書こうと思います。

まず軸となるコミュニティのロゴ。過去数回変えてますね。立ち上げた当初は「やっぱりVPCだしCでしょ!」ってことで、ロゴを作れるツール?みたいなので作った覚えがあります。まだ活動内容も定まってなかったので、とりあえず作ってみたみたいな感じですね。一応小さく"Virtual Photography"って入ってはいますがほとんど分からないので、VPのコミュニティとして分かりづらいな、と後々気づきましたね…。

で、本格的にやっていこうとなって変わったのがこちら。蛍光グリーンに関しては、まだ弱小コミュニティということで目立たせなきゃと思い採用。形状は変わらずアルファベットのCなのですが、実はこれ、みんな大好き某大人気ゲームのフォントをアレンジし、カメラを構える手のような形状にしているんです。これもアプリで作っていました。

そして約1年半ほどの期間使用していたこちらのロゴ。3周年を前に変えたロゴで、かなり忙しい時期だったことからこれまで定期的に行なっていた展示会を軸にしたコミュニティにするにあたり、ミュージアムのような分かりやすいロゴにデザインし、蛍光グリーンは前回のロゴを継承しています。結構悩んで作ったので、それなりに思い入れがありますね。こちらはウェブのデザインサイトで作成したものです。なのでアレンジしようとするとなかなか大変でした。実は公開前の段階だと、右上に雲のシルエットも入っていたのですが、ちょっと可愛くなってしまうのとロゴとして収まりが悪かったので削除。

そして今回4回目になるロゴ変更。今回は初めから活動ごとのロゴを作成することを決めていたので、メインとなるロゴは原点に立ち返ってアルファベットのCとなっています。すごいシンプルでありますが、めちゃくちゃ悩みました。四角くするのか、曲線にするのか…。

ただ3という要素(コミュニティ、展示会、マガジン)があったため、3つのポイントになるよう最初に作ったのはこちら。昔のウォークマンみたいな感じなのですが、よく分からない上に全てにおいてしっくりこず…。

お次はこちら(画像左側)。Cの形を分解してフレームになり、写真とジョイント出来るというもの。実はこれ、前回のミュージアムロゴの際の候補(画像右側)で、思い出してまたアレンジしてみたのですが、当時と全く同じ結果でしっくりこず。むしろ当時の方はCでもなんでもないっていう(笑)それを無理やりCっぽくしようとしても、そりゃうまくいかないですよね。

そこからさらにブロック状に分けたのがこちらなのですが、なんとなく普段使用している展示会場を真上から見たマップのような感じもしたのですが、最終的に不採用。しかし結果的にこのブロック状の要素が残り、今の形状に。しかも偶然にも初代ロゴが曲線ですがブロックごとに分かれてるんですよね!

それでもラフだともっと傾斜がキツかったり(画像左側)、中央の間隔が広くてCというよりBっぽかったりも(画像右側)。右に関しては完成形に近いですがフォントも違います。

で、最終的に今のロゴに至ったわけです、この3つのブロックは先程も書いていた3つの要素から。右の上下ブロックはそれぞれ展示会とマガジン。左側の縦長のブロックは一番大切で大きいコミュニティ。左端が欠けているのは参加してくれる方が揃って初めて1つのピースになるという意味を持たせています。カラーやフォントに関しては最後の最後まで悩みましたし、これまで使用してきた蛍光グリーンも継続しようか悩んだのですが、やはり原点回帰と今後の使い勝手も含め、モノトーンとしました。

お次は新しいミュージアムロゴ。これは元々こうしようというのが固まっていたので1番スムーズにできました。当然前回のミュージアムロゴを継承し、他のロゴと差別化するためにフォントも変更。先程も書きましたが、前回のミュージアムロゴはウェブ状で作ったので非常に使い勝手が難しく、応用するには不向きな点が納得いっていなかったので、今回でセルフリメイクしたような形です。

最後にVMから新たにTHE Cと名打ったウェブマガジン。VMの時はロゴはなかったのですが、常々作りたいとは思っていました。しかしその時メインロゴが旧ミュージアムロゴだったため、バランスを考えて作ってなかったのですが、今回メインロゴが出来たことによりミュージアムロゴと並ぶロゴを作ろうということでTHE Cはロゴを作ることに。で、もちろんこのTHE CのCはCONTEXTのCでもあるのですが、THE C > ザ・シー > ザッシー > 雑誌 となるわけです(笑) 日本語的な発音でTHE Cを読むと雑誌に聞こえるのも面白かったため、それも由来の1つになります(笑) 実際内容は雑誌ですし!ただこちらは今まだ制作段階でお披露目できていないため、今後に乞うご期待下さい。ロゴに関しては1番苦労しています。

まずラフ段階ではあまりマガジンの邪魔にならないようシンプルにドンとCって感じ(画像左側)だったのですが、それだとつまらな過ぎるなということで、本をイメージしようと思いCと本を合体させてみました(画像中央)。でもなかなか自分が思っているマガジンの内容とデザインにハマらないと思い、デジタルだし細かいページの線ではなく、粗いピクセルでオーバルに中央を削って、C、本、デジタル、ゲームっぽい雰囲気にしようとやってみましたが、これもしっくりこず…。その後ここには載せないですがどんどんいろいろなラフを作ったのですがどれもピンと来なかったので、「一旦本から離れよう!」とリセットしたら、そういえば本にこだわっていたけど実際はPDFファイルだよな…!と思い、現在のCとファイル形式のアイコンのミックスに角を折っているイメージで今の形に。他のアイコンに負けないようにアウトラインの線が太めになっているのが特徴です。
といった感じでプロの方ならちょちょいとやってしまいそうなことですが、ど素人なのでめちゃくちゃ時間がかかりました。正直もっと立体的で凝ったものとかもできなくはないのですが、自分がミニマムなデザインが好きなのと、ゲームの方に引っ張られてしまうとどうしても様々な素材がS●NY様のような雰囲気になりがちなので、あえてゲームっぽい感じにはしないようにしていました。そのほうが普段ゲームをやる人にとって新鮮なのかなぁと。
ここまで何度も変えてきたので、もう変えずに納得いく形で長く愛用できるものをということで今回のロゴに至ったので、アレンジもしやすくなりましたし、皆様に気に入ってもらったり定着できるように肝心の活動も頑張っていきたいと思います。いやぁそれにしてもCって難しすぎ…(笑)
ELI THE WALKER
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