こんにちは、イーライです。
タイトルにもある通り、「PLAY BY CONTEXT」(以下PBC)という新しいコミュニティーを立ち上げました。
今回はこちらについて説明していきます。
「VPCONTEXT」というのは、国内で今現在も"Virtual Photography"というカルチャーが定着しておらず、
認知度向上の為に立ち上げられたコミュニティーです。同時に、海外コミュニティーが作り上げたカルチャーを例に倣いつつ、
国内を盛り上げながらもインターナショナルの場に国内VPを繋げていくという橋渡しも担えたらと考えて作りました。
今現在、VPCONTEXTは立ち上げ当初より順調に発展し、独自コンテンツの制作や配信など行いながら、
現在進行形で進化し続けています。
そのVPCONTEXT立ち上げのきっかけから始まり、PBC立ち上げに繋がる過程を、
これまで関係者にしか話していなかったことも一部初めて織り込みながら書いていきます。
■きっかけは失敗から
VPCONTEXTのコンセプトは上記の通りですが、そもそもいくつかきっかけがあり、
その最初のきっかけは自分自身の"失敗"でした。
自分もVirtual Photographyを意識し、フォトグラファーとして名乗りだしたのは一年ちょっとですが、
以前からゲームの写真撮影が好きだったので、VPを知ってからは物凄い勢いで色々吸収し、
海外コミュニティーにも少しずつ参加をしていきました。
そんなある日、純粋にゲームが好きな方、とあるゲームファンの多数の方が、
海外コミュニティーのVPイベントに参加するということがありました。
普段"VP"や"VPコミュニティー"に接点のない方々にとってみれば、
「好きなゲームのイベント」という認識で参加するのは当然のことであり、
あるようでないようなルールなんて知らないのも当たり前です。
自分はそれより前から参加していて色々知っている立場にも関わらず、
そういった楽しんでいる方々に言葉足らずの説明にもなっていない苦言に近いことを言ってしまい、
水を差すような失敗をしてしまいました。
正直な気持ちを書くと、当時は伝わらなかったことに大きなショックを受けてました。
言葉足らずだったのでそれは自分のせいであるのは間違いないのですが、
自分が好きなことをポジティブに伝えるということが出来ていなかったんですね。
"自分が好きなことが、必ずしも他人が同じような好きとは限らない"ということをこの時学びました。
■再起と試行錯誤
そこで失敗から気付けたことが、日本でVPの認知度を上げたいという思いに繋がりました。
ただし、こうして書くときれいにまとまっているように見えますが、
当時はそのショックを引きずったまま再スタートしていたので、
100%ポジティブな感情だけで動いていたわけではなく、活動を通して今冷静に振り返ることが出来るからこそ、
このように書けたというのが本音です。なので、このことを書くかどうかは少し迷いました^^;
ただし、戒めと反省という意味でもここに記しておこうと思いましたし、このPBCにも繋がっていきます。
それまで何年も運用していたTwitterアカウントを消す間際、
ある方に頂いたメッセージが心に響き再起を誓うことになるのですが、
それによってコミュニティーのみならず、自分自身がVPに対してさらに本気で取り組んでいくことになりました。
おかげさまでVPCONTEXTメンバーの協力や参加して頂いている国内外の方々のおかげで、
冒頭にも書いた通り順調に活動を続けているわけですが、失敗で学んだこともあり、
どうしたらみんなに楽しんでもらえるか、どうしたらVPを広げていけるか、
そして自分たちも納得できるものを作っていけるかを常々考え続けてきました。
■誰しもきっかけは楽しい感情のシェア
しかしながらコミュニティーを運用していく中で、どうしても今現在もですが海外VP人口の方が圧倒的に多く、
モンスター級のフォトグラファーも多い中で、クオリティーを確保しつつ発展していくには、
海外を意識したバランスを取らざるを得ないというのが良くも悪くも現在の状況です。
コミュニティープロフィール欄は英文ですし、ツイートもほぼ英文が入ってきます。
確かにそれでも国内参加者の方々が増えてきているのは実感していますが、
当初想定していたよりも少しハードルが高くなっていないか?ということを思っていました。
他の記事でビギナー向けの説明を書いたりはしているのですが、
純粋にゲーム写真が好きな方や、VP専用Twitterアカウントではなく、いろんな人と交流する一般的なアカウントの方は、
どうしても"VP"という言葉やそれに対しての活動、英語の壁など重荷になってしまったり、
ハードルが高く感じたりといったことが少なからずあると思います。
ゲームなので、何もVPの為だけにゲームをしているわけでもないはずです。
自分自身も、VPに出会う前は単純にジャンル問わずゲーム写真を撮るのが好きで、
それをシェアしてそのゲームの楽しさを知るきっかけになってほしかったり、そいう動機でゲーム写真を撮り始めたんです。
まだVPが定着していない日本において、VPを意識してゲーム写真を撮り始めたという方は、ほぼいないかと思います。
誰しもきっかけはそのゲームが好きで、その楽しい感情をシェアするためにスクショを撮るのがスタートなはず。
自分たちの大きな目的はVPカルチャーを定着させることですが、
まずそこに繋げるための順序をきちんと整理して、VPCONTEXTでは出来ないこと、きっかけ作りや純粋に楽しめる場として、
「PLAY BY CONTEXT」を立ち上げることに至りました。
あの日、自分が失敗してしまったことから始まり、あの時純粋に楽しんでいた方たちが楽しめる場でもあってほしい、
そんな気持ちも込めています。
■純粋に自由に楽しめる場、それが「PBC」
PBCから初めての方へのメッセージです。
国内でゲームをプレイしている方ということ以外は、何も制限や条件などはありません。
指定のハッシュタグを付けて写真をシェアして楽しむ、ただそれだけです!
日本語のみでの運用になりますし、VPという言葉も基本使いません。
ゲーム写真を純粋に自由に楽しむ場として、そしてそのきっかけになる場として存在します。
今後、オフィシャルDiscord内でも交流を楽しんで頂き、
ゲーム好き同士が繋がり、PBCで面白い企画を作ってもらったり、配信企画をやってもらったり、
管理者が方向性を一方的に作るのではなく、みんなで遊び方を作っていけるようになればと思っています。
そして、どんどん興味が湧いてきたら、将来的にVPCONTEXTにも参加してもらえる導線としても機能してほしいです。
そして普段からVPCONTEXTに参加している方も、是非気軽に利用してほしいのです!
上に書いてある通りですが、適当なものはPBCでとかそういうことではなく、
気軽に楽しみつつうまくご自身のバランスをとってもらえたらと思いますし、
今まではVPCONTEXTしかなかったから少し無理してたかも…という方もこちらで思う存分気軽に楽しんでほしいです。
■最後に
かなり長くなってしまいましたが、やはり参加してもらうにあたり全然気にする必要はないのですが、
こういった経緯と気持ちで今に至りながら活動しているということ知って頂けたら嬉しいです。
そうしてVPCONTEXTクルーが増えてくれたらもっと嬉しいですね(笑)
近年ゲームが格段に進化しながら、それによってフォトモード搭載や追加が増えているということは、
将来的にゲーム写真、VPのムーブメントは必ずくると思っています。
そこへ向かって今から自分たちでレールを引きつつ皆で楽しんでいきましょう!
是非、今後ともよろしくお願いいたします!
PBCのTwitterアカウントはこちかから!
- ELI THE WALKER
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